ボゴタ市内を写真付きでご案内します。 | |
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Catedral Primada de ColombiaカテドラルCarrera 7, Calles 10 y 11 (La Candelaria)ボリーバル広場の東側に位置するカテドラル。1539年、ヒメネス・デ・ケサダの命により建てられた大聖堂。建設は増築や改修を経て1807年に完成した。同じ高さの3つの廊があり、14本の柱で支えられた身廊は丸天井になっており、祭壇はネオクラシカル様式である。サンタ・イザベル礼拝堂にはボゴタの創設者、ヒメネス・デ・ケサダの遺体が安置されている。カテドラルの隣には17世紀後半に建てられたラテン十字形のサグラリオ礼拝堂がある。 Capitolio National国会議事堂Calle 10, Carreras 7 y 8 (La Candelaria)ボリーバル広場のシモン・ボリーバル像の背後(南側)にはイオニア、ネオクラシカ、ルネッサンスの影響を受けたコロンビア国会議事堂がある。1847年、トーマス・シプリアノ・デ・モスケラ政権下、トーマス・リードの設計により建設が始まったが、数々の政治的問題により、完成は1925年まで遅れた。正面は3列6本のイオニア様式の柱と楕円形のサロン、ひさしには議員審議サロン、ボゴタの建築家アルベルト・マンリケ・マルティン設計によるパティオがある。 Palacio de Justicia裁判所Calle 9, Carrera 7 (La Candelaria)ボリーバル広場の北側に位置する現代的な建物。最高裁判所、憲法裁判所、州議会、高等司法議会がある。1985年11月6日に左翼ゲリラM19が国会議員を含む400人を人質に立てこもり、銃撃戦の末、建物が炎上し、最高裁長官を含む11人の判事と100人以上の市民が犠牲になるという不幸な歴史を持つ。 Edificio Liévanoリエバノ・ビルCarrera 8, Calle 10-65 (La Candelaria)ボリーバル広場の西側に位置するリエバノ・ビルはボゴタ市庁舎として使われている。1827年の大地震や1900年の火災で倒壊したが、1905年にフランス様式の建物として復活した。3階建てのビルの両端には、大きな屋根裏部屋がある。1960年まで地下のギャラリーは業務用途に使われていた。 Casa Museo 20 de Julio7月20日博物館Calle 11, Carrera 6-94 (La Candelaria)ボリーバル広場の北東の角に位置する16世紀末から17世紀初頭にかけて建てられたアラブ・アンダルシアの影響を受けた小さな家。名前はスペインからの独立宣言記念日(1810年7月20日)に由来する。館内には独立当時の英雄達の私物、肖像画、ユニフォームなどと共に、独立宣言書のコピーが展示されている。 Casa de Nariño大統領官邸Carrera 8, Calle 7-26 (La Candelaria)コロンビア独立時の指導者アントニオ・ナリーニョの生家に由来するネオクラシカル様式の建物。1908年から大統領官邸として使われている。内部には大統領執務室、イエロー・サロン、タペストリー・ルーム、ミラー・ホールなど、官邸の北側には1803年に建てられたラテン・アメリカ最古の天文台がある。毎週日・月・水・金曜日の午後5時半に守衛兵の交代式がある。 Donación Boteroボテロ寄贈美術館Calle 11, Carrera 4-41 (La Candelaria)丸々と太ったモナリザの画で有名なメデジン出身の作家、フェルナンド・ボテロ。ボテロが祖国の為に寄贈した作品208点(123点は自身作)がレプブリカ銀行によって管理され、公開されている。写真は「Hombre a caballo」というブロンズ像。作品はどれもユーモラスだが、その題材にはコロンビアの問題点を鋭く抉っていたりする。(写真はボテロ寄贈美術館の物ではありません。) Centro Internacionalインターナショナル・センターCalles 26 a 32, Carreras 5 a 13 (Santa Fé)カジェ26から32、カレラ5から13に囲まれた地域に高層ビルや高級ホテル、大企業のオフィスが集まる。その他、旅行代理店や民芸品店、宝石店などが入っているアーケードがある。 Torre Colpatriaコルパトリア・タワーCarrara.7 Calle 24-89 (Santa Fé)インターナショナル・センター(Centro Internacional)にあるボゴタで一番高い50階建てのビル(写真左側、頭が切れてます)。48階にはボゴタを全方向望めるレストラン、カフェテリア、民芸品店ミラドールがある。夜間はライトアップされる。 Museo Nacional国立博物館Carrera 7 #28-66 (Santa Fé)フランシスコ・デ・パウラ・サンタンデールにより1823年に開館したラテンアメリカで最も古い博物館のひとつ。1948年に刑務所を改装して、現在の場所に移転した。1階はムイスカ、タイロナ文化などスペイン統治以前の歴史、2階は征服後のコロニアやグラン・コロンビア独立当時の展示品、3階はそれ以降の現代美術など合計で2万点以上の展示物がある。 Cerro de Monserrateモンセラテの丘Cerro de Monserrate (Santa Fé)夜になるとライトアップされてモンセラテ寺院(写真上)とグアダルーペ像が、ボゴタ旧市街から綺麗に映し出される。モンセラテの丘は海抜3110mにあり、1538年征服者たちがボゴタで最初に住み着いた地。ペドロ・デ・ルーゴ・イ・アルバラシンが仕上げた、鞭打たれ十字に釘打たれるキリスト像があるグアダルーペ寺院、レストランのあるカサ・サン・イシドロとサンタ・クララ、土産物屋などがある。この丘からの眺めは最高。Carrera 2E #21-48にケーブルカーとロープウェイの乗り場(写真下)がある。モンセラテの丘から南に1.5kmほど離れたグアダルーペの丘にはメキシコの守護聖母、グアダルーペの大きな像がある。 Planetario DistrialプラネタリウムCarrera 7, Calle 26 (Santa Fé)1969年に完成した、ボゴタでの天文学、宇宙工学部門の本部。館内には、500人収容のプラネタリウムや170人が参加できる会議室、ビデオ室、工学博物館などがある。 Parque Nacional国立公園Calles 35 a 39, Carrera 7 (Santa Fé)50万平方メートル以上の敷地をもつボゴタでも広い部類にはいる公園。園内にはスイス政府から贈られた時計塔やラファエル・ウリベ・ウリベのモニュメント、噴水やサッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、ホッケーの競技場がある。 Iglesia de San Diegoサン・ディエゴ教会Carrera 7, Calle 26 (Santa Fé)17世紀初頃に建てられた時には1つの身廊を持つ小さな教会だった。1627年にインディヘナや農民に信仰されるヌエストラ・セニョーラ・デル・カンポの石像のある礼拝堂が増築された。サン・ディエゴ教会の背後に建つのはボゴタで最高の格式を誇るホテル・テケンダマ。 Plaza de Toros闘牛場Carrera 6, Calle 26-50 (Santa Fé)1931年2月、闘牛に魅せられたボゴタ人、イグナシオ・サンス・デ・サンタマリアにより建設された18000人を収容できる闘牛場。コンサート会場としても使用されている。1969年から闘牛博物館も併設されている。 Avenida Jimenez de Quesadaヒメネス通りAvenida Jimenez de Quesada, Carrera 13 (Santa Fé)1538年、先住民チブチャ族を征服してボゴタ市建設したスペインの探検家、ヒメネス・デ・ケサダの名がついた通り。少し前までは、セプティマ通りと交差する辺りがボゴタ一の繁華街で、ヒメネス通りはボゴタの西と東を結ぶメインストリートだった。写真はカラカス通りからヒメネス通りを見た時のもの。 Plazoleta Antonio Nariñoアントニオ・ナリーニョ広場Calle 13, carreras 11 a 12 (Santa Fé)昔は露店や小さい店でゴチャゴチャした所だったが、今はきれいな広場になっている。広場中央にあるカラフルな作品はポパヤン出身のエドガール・ネグレのマリポサ(蝶)。 |